活動報告

能登半島地震被災地支援

2024.04.30

2月25日(日)~29日(木)
被災された皆様ならびにご家族の皆様に心よりお見舞い申し上げます。
日本相談支援専門員協会チームの一員として福祉専門職派遣で被災地支援に行かせていただきました。業務内容は「1.5次避難所」「2次避難所」にて罹災した障害者の方々の1次アセスメント。令和6年度BCP作成義務化に向けて、地域の相談支援体制の在り方等を考えさせられる貴重な機会となりました。
1.5次避難所は災害発生直後に開設された1次避難所などから、自宅の復旧や仮設住宅、2次避難所などへの入居までの間、被災された方の生活環境を確保するために設けられる施設です。高齢者や障害者、乳幼児など介護や配慮が必要な人が優先。2次避難所はホテルや旅館、公営住宅を活用して、被災された方を広く受け入れています。北陸新幹線が敦賀まで延伸するため3月から北陸応援割が始まる関係で、2次避難所に迫る利用期限。2次避難と観光で宿泊施設もジレンマを感じておられると思います。コロナ禍で収入が減っていた宿泊施設にとっては、観光は持ち直すためのチャンス。だけど、目の前に被災されておられる方々もいらっしゃるわけで...。せめて半月後なら、仮設住宅やみなし仮設へ入居の準備が整ったのではないかと感じました。
それぞれの訪問の詳細は個人情報の関係で記載できませんが...
「起きたことは、くよくよしても仕方ねえ。やるしかない。」と力強く前を向いて仰っていた方、コートを訪問先に忘れて捜索していた私に「一緒に探してあげるわ~」と笑顔で接してくれた方、能登の方々は力強く、あたたかな方が多い地域なのだな~と感じました。復興したら、必ず能登に遊びに行きたいと思います!

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